2010年11月30日火曜日

延坪島砲撃されている時に、こんな仕事をしていました。





実は時々、こんな仕事もしております。

オーストラリアが参戦した朝鮮戦争の「Kapyongの戦い」がTV放映用にメルボルンでこの2週間ロケがあり、延べ6日程度ですが、参加しました。

今回は初めて日本兵ではなくシーンによって韓国兵、豪州兵、カナダ兵、中国兵と衣装替えます。ワードローブのLukeとは07-08年に撮影された「The Pacific」からの付き合いです。

もともと、シドニー時代からの友人で俳優の泉原豊さんが戦争映画によく出ておりハリウッド映画の撮影前におこなわれるブートキャンプなどの話はよく聞いていました。
その頃は、日系のプロダクションに勤めていたので自分には全く関係のない世界だったのですが、フリーランスになった3年前に仕事がなくて、豊さんの影響で受けたオーディションが「The Pacific」10ヶ月もの期間、日本兵をやったおかげてその後、時々声がかかります。

去年、その豊さんの紹介してもらった映画監督の塙幸成さんのタスマニアで仕事のアシスタントをしたのですが、その時のカメラマンが今回「Kapyong」のDOP、マーカスでした。なんだか、この業界狭いですね。

「The Pacific」のからの友人でスタントマンのヤスシ君と一緒に立ち上げたFacebookのサイト
AMFI [Asian Military for Film Industry]

真面目に戦争映画を日本人として考えていかないと。


戦争は反対です。でもまず戦争を知らないと。



2010年11月15日月曜日

ダチョウと格闘


とある日本の番組の取材でダチョウ牧場のロケに行ってきました。
場所はメルボルンから車で西に2時間のところ、二泊三日のロケです。
ダチョウを英語でオーストリッチといいますが、
オーストラリアとは全くの無関係で、もともと南アフリカ等のサバンナや砂漠に生息していたのもをオーストラリアに投入したとの事です。

ダチョウと言えば

以上に丈夫な肉体。
脳の大きさは魚程度。
年間の8割は発情している。

と、なんだか親近感がわいてしまうのは僕だけなのか。

でも、この尋常じゃない免疫力と繁殖能力をもったダチョウが
今、最先端の医療技術から熱〜い視線を浴びています。

何故って?
う〜ん、今は言えません。

放送日が決まればまた告知します。




2010年9月6日月曜日

メルボルンの日本語ラジオ3ZZZにお邪魔して....巻

9月に入って少し暖かくなってきたオーストラリアのメルボルン。
大体この時期は毎年ヒマなんですが、今年は特にヒマ〜ですね。日本の撮影業界がもっと元気になってもらわないとね。

暇に任せて最近は自社Webサイトのリニューアルや、このブログもそうだし、TwitterやFacebook、USTREAMといったシーシャルネットワークの充実させていました。
昨日もメルボルンの日本語ラジオ3ZZZにお邪魔してUST配信テスト。http://www.ustream.tv/channel/austream
上り回線速度が200kbpsくらいしかない状態で画像100k、音声100kまで圧縮して何とか放送できたけど、なんでオーストラリアはこんなにインフラがよくないんだ!? ちゃっちゃと働けテレストラァー!

今回、僕から3ZZZにお話を持ち込んだ企画なんですが、きっかけは
地元の日本人向けポータルサイトGo豪メルボルンの「日本語ラジオを救え!!」
とい記事でした。要はボランティアで形成されているコミュニティー放送なので会員を集めないといけなく、年会費$20を40名集めてやっと週1時間の放送枠がもらえるという。そしてそれに苦労されているとの事でした。実際に放送を聞いてみると、思いのほか完成された番組で、同じメルボルンの日本人として協力したい気持ちになりました。僕がお金持ちであれば協力は至って簡単。でも残念なコトにあいにく貧乏ですので技術提供くらいできるかな?と思い担当の方に即メール、メインパーソナリティーのトモ さん(松岡智弘氏)から快い返事をもらって今回のテスト放送になりました。

この放送はメルボルンとその周辺を広くカバーされているとはいえ、その地域に住んでいて、日本語が理解できて、ラジオを聞くデバイスを持っていて、3ZZZのことを知っている人。リスナー層はかなり限定されてきます。でも放送の内容はさすがにプロ級。しかし僕はこんなに上手く喋れないし構成もできないけど配信する方法を持っている。USTREAMが他のメディアと凹凸がひったりと合った瞬間ですね。この方法で日本はもとより世界中の日本語を理解できる人に届けられる可能性が無限に広がったわけです。

音楽の著作権なんかも絡んでくるので、ブース内の現場音だけカメラマイクで拾っての放送。曲が流れているときは雑談や笑い話、打ち合わせなんかも全て"ダダ漏れ”これが意外と面白い。リスナーの中でもラジオ聞きながらUSTを見ている人もいたり、USTのTwitterのタイムラインにも「今晩のおかずを考えてください」とくだらないリクエストもMCのトモさんが拾い上げ笑いがうまれたりと、なかなかの相乗効果。

今回のコラボでこれからのソーシャルメディアの本質が見えたような。。。それはラジオをUSTREAMするという事に今更気がついたわけではありません。
僕がラジオ局におじゃまする行動がこそがソーシャルなわけで、誰が損をするわけではなく自分を含めスタッフの皆さんやリスナーまでもが”得”をするという事です。ソーシャルネットワークで成功するには悪人ではだめなんです、きっと。先日お会いした”Go豪メルボルン”の社長の長谷川氏もとても良い方だったし。日本のように名前の顔も伏せて言い事言って自己満足しているネットワークは本当につまらない。アバター(映画じゃないほうのなんて完全に意味不明だし。男は(女も)黙って実名、顔写真!

長々と何を一番言いたいかというと、僕は善人だって事。(笑)

今度はこのラジオ番組に僕がゲスト出演するという話まで出てきています。もちろんその模様もUSTREAMしちゃいます。

2010年8月20日金曜日

USTREAM試験”だだ漏れ”放送レポート

水曜日の夜、音楽仲間のKAZUとTO-CさんでUSTREAM実験放送をしてみました。
KAZUはメルボルンでモニグロっていう変な名前のバンドやソロhttp://www.myspace.com/enough2kazuで活動しているミュージシャンです。僕も含めて3人でセッションとお酒を楽しみだだ漏れしてみようかと。場所はオーストラリアのメルボルンのシティにある「Soft Belly」(やわらかい腹?)というこれも変な名前のバーから実験です。

バーのオーナーがボヤクほど水曜は暇みたいで、WiFiも快く使わせてもらいました。
KAZUにとっても新曲発表を全世界に放送できるし、バーにとっても広告になるし、僕にとっても実績つくりにもなる、みんなが幸せになれるという寸法です。
(お、Google社の理念っぽい?グーグリーだね?)
このガラガラのバーのステージから拡張現実のソーシャルオーディエンスで埋め尽くそうという計画です。でした。。。

事前に殆ど告知もなしの8時ころからスタート。でも回線が遅いし落ちる。。。画像のレート下げてリスタートしたら今度はFlashの不具合で映像も出ない。何度か立ち上げて、なんとか9時ごろから安定してきて、僕も酔っぱらってきたので歌ったり、ジャンベ叩いたり楽しみました。

youtubeとちがってUSTREAMの面白いところはソーシャルストリームというFacebookやTwitterというSNSで感想やリクエストなどをツイートで、そのツイートが視聴者を連れてくるというところです。1000人フォロワーがいれば1000人にソーシャルストリームのやり取りや告知が伝わります。要するに自分のソーシャルネットワークの大きさが視聴率に直結します。

僕はTwitter初めたてでまだフォロワー100人弱。TO-CさんやKAZUもFacebookなんかでつぶやいてもらってもなかなか視聴者数は上がらず、結局7人程度でした。でも、お友達の緒方くんがソーシャルストリームでチャットしてきてくれたので、一応一通りのUSTREAMの機能チェックは出来ました。

これに懲りずに近々メルボルンから放送します。視聴率をフタ桁(10%ではなく10人以上)いかないとね。よかったらフォローしてくださいね。番組名は
AustraliaからUstreamという意味で”AUSTREAM”です、なんつって。



2010年8月14日土曜日

よみがえったiPhone3G


iPhone4Gが発売されて2ヶ月くらい経ちましたか?でも僕のiPhone3Gはコントラクトをまだ4ヶ月も残していて、仕方ないのでせめてOSをiOS4にアップグレード。そして再起動。なんとアンロックのスライドボタンが指に付いてこないくらい遅い?!あり得ないくらい遅い。
対応策をネットで調べてたら米Lifehacker編集長もiOS4からiOS3.1.3にダウングレードしたという記事発見!いよいよ後戻り?かと検討してたらこんな記事も同Lifehackerの記事にこんなのも。

ダブルハードリセット(DHR)のやり方はホームとスリープ/ウェイクボタンを長押しし、iPhoneを2度再起動させます。ハードリセットの間、スライドさせて電源オフの画面が表示され、画面がオフになり、アップルロゴが表示され、再起動されるのですが、この間、アップルロゴが表示されるまでずっとホームボタンとスリープボタンを押し続けて下さい。。。。との事。半信半疑でやってみると、

お、おおっ、うおおおっ、速い、倍くらいの速さでアプリも立ち上がる!この感覚は!!!

RAMバッファー、キャッシュ なんかリセットするという事らしい。
なんだったんだこの2ヶ月間!


2010年8月10日火曜日

9月10日やっと発売ですか?NEX-VG10



アメリカでは少し前に9月の発売を決定していましたが、日本も決まりました。レンズ交換式HDハンディーカムNEX-VG10。

映像業界がEOS 5D mark2 とか7Dなんかのデジタル一眼での撮影が定着したけど7Dと同じAPS-CのCMOSセンサーの初めての”ビデオカメラ”です。欲しい、、、、。欲しすぎる、、、、。でもパナからの年内にマイクロフォーサーズの業務機AG-AF100が気になるし。

今売れているNEX3/5に24Mbpsが追加されてだけの感じもしますが。
NEX3/5はcanonのデジ一眼画に比べると切れがないとも言われますが。
マニアルズームしかないですが。
プロ用ではなくハイアマチュアな高画質フェチ用だと言われようが、欲しいんです!

昔90年代半ば、当時では考えられないほどの高画質を誇った名機SONY VX1000をもったアマチュアの爺さんを「1000爺」と呼んでいたことがあるけどVG10を持った「10爺」(テンジィ)とかそのままVGを「V爺」と言われるお爺さんが増える事は間違いないかな?

てか「V爺」はいいかも。ビデオサロンさん、使っていいですよ。

2010年7月31日土曜日

日本でもザ・パシフィック放送始まる!!

いよいよWOWOWでHBOのThe Pacific放送始まりました!!!!

この作品は2007~2008年にかけて殆どをオーストラリアのポートダグラスとメルボルンで
(一部アメリカで取り直したとか?)総予算200億円、1年以上かけて撮影された超大作です。

ちょうどこの作品がクランクインする前に、永住権取得して晴れて元居たプロダクションを退職、
フリーランスカメラマンになったばかりで、いままで出来なかった事をやってみようと。

キュルキュルキュル(早回しの音)

で、気がついたら頭丸めて日本兵の1人になっていた。。。。
技術さんとして裏方のプライドも捨てて、でもどうしても現場見たかったし
実際、本業が暇だったので。。。
エキストラのようなものだけど、ブートキャンプという本物の軍人による訓練受けて
10ヶ月契約のプロの日本兵になりました。

ブートキャンプの内容はまたいつか書きます、壮絶です。

2010年7月26日月曜日

気がつけば10年。。。

も、オーストラリアに住んでいる。なんでだろ?
ただ、オーストラリアでの撮影の仕事は楽しい。これは辞められん。
今に始まった事ではないけど冬のオーストラリアは撮影の仕事が少ないのでブログでも書こう。