2010年9月6日月曜日

メルボルンの日本語ラジオ3ZZZにお邪魔して....巻

9月に入って少し暖かくなってきたオーストラリアのメルボルン。
大体この時期は毎年ヒマなんですが、今年は特にヒマ〜ですね。日本の撮影業界がもっと元気になってもらわないとね。

暇に任せて最近は自社Webサイトのリニューアルや、このブログもそうだし、TwitterやFacebook、USTREAMといったシーシャルネットワークの充実させていました。
昨日もメルボルンの日本語ラジオ3ZZZにお邪魔してUST配信テスト。http://www.ustream.tv/channel/austream
上り回線速度が200kbpsくらいしかない状態で画像100k、音声100kまで圧縮して何とか放送できたけど、なんでオーストラリアはこんなにインフラがよくないんだ!? ちゃっちゃと働けテレストラァー!

今回、僕から3ZZZにお話を持ち込んだ企画なんですが、きっかけは
地元の日本人向けポータルサイトGo豪メルボルンの「日本語ラジオを救え!!」
とい記事でした。要はボランティアで形成されているコミュニティー放送なので会員を集めないといけなく、年会費$20を40名集めてやっと週1時間の放送枠がもらえるという。そしてそれに苦労されているとの事でした。実際に放送を聞いてみると、思いのほか完成された番組で、同じメルボルンの日本人として協力したい気持ちになりました。僕がお金持ちであれば協力は至って簡単。でも残念なコトにあいにく貧乏ですので技術提供くらいできるかな?と思い担当の方に即メール、メインパーソナリティーのトモ さん(松岡智弘氏)から快い返事をもらって今回のテスト放送になりました。

この放送はメルボルンとその周辺を広くカバーされているとはいえ、その地域に住んでいて、日本語が理解できて、ラジオを聞くデバイスを持っていて、3ZZZのことを知っている人。リスナー層はかなり限定されてきます。でも放送の内容はさすがにプロ級。しかし僕はこんなに上手く喋れないし構成もできないけど配信する方法を持っている。USTREAMが他のメディアと凹凸がひったりと合った瞬間ですね。この方法で日本はもとより世界中の日本語を理解できる人に届けられる可能性が無限に広がったわけです。

音楽の著作権なんかも絡んでくるので、ブース内の現場音だけカメラマイクで拾っての放送。曲が流れているときは雑談や笑い話、打ち合わせなんかも全て"ダダ漏れ”これが意外と面白い。リスナーの中でもラジオ聞きながらUSTを見ている人もいたり、USTのTwitterのタイムラインにも「今晩のおかずを考えてください」とくだらないリクエストもMCのトモさんが拾い上げ笑いがうまれたりと、なかなかの相乗効果。

今回のコラボでこれからのソーシャルメディアの本質が見えたような。。。それはラジオをUSTREAMするという事に今更気がついたわけではありません。
僕がラジオ局におじゃまする行動がこそがソーシャルなわけで、誰が損をするわけではなく自分を含めスタッフの皆さんやリスナーまでもが”得”をするという事です。ソーシャルネットワークで成功するには悪人ではだめなんです、きっと。先日お会いした”Go豪メルボルン”の社長の長谷川氏もとても良い方だったし。日本のように名前の顔も伏せて言い事言って自己満足しているネットワークは本当につまらない。アバター(映画じゃないほうのなんて完全に意味不明だし。男は(女も)黙って実名、顔写真!

長々と何を一番言いたいかというと、僕は善人だって事。(笑)

今度はこのラジオ番組に僕がゲスト出演するという話まで出てきています。もちろんその模様もUSTREAMしちゃいます。